【偏差値40未満】Fラン卒のFP1級までの道のり

理解力、記憶力の悪い私でもFP3級〜FP1級を取れた勉強方法をご紹介いたします。勉強は「頭の良さ」ではなく、「どう勉強するか」です。

【FP3級】FP協会ときんざいで行われる3つの実技試験の違いについて

本日はFP3級の日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)で行われる実技試験のそれぞれの違いについてご説明したいと思います。

◼️日本FP協会

⚪︎資産設計提案業務

◼️きんざい

⚪︎個人資産相談業務

⚪︎保険顧客資産相談業務

実技試験は、上記の3種類から選ぶ形となっております。

学科試験はどちらの試験機関で受験しても全く同じものを受験する為、実技試験を選択すれば、自動的に試験機関が決まる事になります。

選択した実技試験の種類によって、使用するテキストが変わります。その為、購入するテキストや問題集を間違えると、合格出来るものも出来なくなってしまいますので、しっかりと理解した上で選択する事が重要です。

そこで今回は、それぞれの実技試験の内容の違いと、どの科目を選択すれば良いのかについてのポイントを、わかりやすく解説していきます。

◼️保険顧客資産相談業務◼️

保険顧客資産相談業務の実技試験の特徴は、金融資産運用と不動産を除いた4つの分野からの出題になります。

1番の特徴は、リスク管理からの出題だけで配点の40%を占め、保険分野の試験対策が最も重要となります。既に保険に関するお仕事をされている方には馴染みがある部分も少なからずあり、仕事内容にも直接関係してきます。

また、税金に関する出題が、他の実技試験より多く出題される傾向があります。

リスク管理が役半分弱を占めますので、その名の通り、保険中心の試験と言えます。

◼️個人資産相談業務◼️資産設計提案業務◼️

この2つの実技試験は、名前も似ており、違いがよく分からない方も多いのではないでしょうか。実際、これらの試験には共通点が多くあります。

基本的には、年金、保険、資産運用、不動産、相続など幅広いお金の知識が身に付きます。

内容的にも、普段の生活に直接関連する内容が出題されます。その為、スキルアップやご自身の家計管理の為に勉強する主婦の方なども多く見受けられます。

1番の違いとしては、出題範囲が一部異なる点です。きんざいの個人資産相談業務にはリスク管理が除かれており、多少狭く広く出題されるのに対し、FP協会の資産設計提案業務はすべての科目から広く浅く出題されます。

60〜70%の受験者がこのどちらかの試験を選択しています。また、受験者が多く、一定の需要がある為、試験対策テキストや問題集も多く揃っており、対策がし易いです。

職場での団体申込み等、特別な事情がない方は、このどちらかの試験を選択する事が無難でしょう。