【独学FP3級】誰でも確実に受かる勉強方法【テキスト編】
「ファイナンシャルプランナー(FP)」はお金に関する知識を身に付けられる実生活に近い資格だと思います。 その中でもFP3級は家計管理や資産形成などの実用的な入門的な資格で人気があります。
そこでFP3級を取得しようと思ったときに下記のような疑問点が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
・最短ルートで合格できるオススメなテキストを知りたい!
・FP3級合格のための勉強時間や勉強方法は?
・FP3級って独学でも受かることは可能なの?
上記の点について、順番にお伝えできればと思います。
そもそも、私がFP3級の勉強を始めたのは2019年8月頃でした。2019年9月試験での合格を目指していましたので、約1ヶ月前から勉強を始めた事になりますね。
私は普段、保険の営業をしていますが、FPに関する知識等はお恥ずかしながら、ほとんどありませんでした。(おいおい汗)
なので、まずはFP3級の勉強の仕方や評判の良いテキスト、試験の内容、合格率等についてFP試験自体の全体的な仕組みについて、インターネットで調べました。
最初にお伝えしておきますと、FP3級を取得するにあたって、通信講座等に申し込むのはハッキリ言って、お金の無駄です。(2級もです) これから書きますが、下記のテキスト一冊と後日ご紹介する過去問サイトがあれば、独学でも余裕で合格ラインに到達出来ます。(何なら、やろうと思えば、独学で満点も狙えます) なので、これから、FP資格を取得をお考えの方には最低コストで最高のパフォーマンスを出せる様に私の経験を基に全てを包み隠さず、お伝えして行こうと思います。 くれぐれも資格の通信講座の宣伝に騙されてはいけません。 では話は戻します。私が使用したテキストは下記の一冊のみです。
◼️2021-2022年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級 滝澤 ななみ https://books.rakuten.co.jp/rb/16708414/
過去問バージョンもありますが、こちらは必須ではありません。むしろ、個人的には必要ありません。(理由は後日ご説明します)出来る限り、コストはかけないで合格しましょう!一応、リンクは貼っておきます。
◼️2021-2022年版 みんなが欲しかった! FPの問題集3級 滝澤 ななみ https://books.rakuten.co.jp/rb/16708410/?l-id=ipn-item-related-01
今回は使用するテキストについてのご紹介でした。 具体的な勉強方法については、次回やります。
またお会いしましょう!
【FP3級】取得メリット、どんな人が受験するの?
昨日は、FP試験の試験機関ごとの合格率の違いのカラクリについてお話しました。
本日は、FP3級の取得メリットについてお話したいと思います。
「FP資格って人気があるけど、実際はどんなメリットがあるの?」
「どのような人が受験するの?」
「普段、金融機関に勤めてなくても取得出来るの?」
このような疑問をお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
FP3級試験は毎年、20万人超えの多くの人が取得を目指す資格ビギナーに人気の国家資格です。
FP3級の試験は、年齢制限や実務経験などの受検資格はありません。その為、誰でも受検が可能となっております。
最近では、主婦の方の受験が増加しており、家計管理の為、お金の知識の習得を目的とした受も増えています。
また、学生の内からFP2級を取得する方も少なくありません。その前段のFP2級の受験資格として、FP3級を取得する方もいます。
後は、金融機関に勤める社会人であれば、自身のスキルアップの為に取得する方もいます。
FP3級の内容は、マイホーム取得時の住宅ローン、所得税などの税金について、老後の生活費や生命保険など、実生活とリンクする部分がとても多い資格となります。
このように、仕事面だけでなく生活面でも役立つ知識であることが、FP3級の試験に対する注目度が高まっている要因と言えるのです。
そんなFP3級の資格を取得すると、どのようなメリットがあるのか、まだ受験を迷われている方の為に、FP3級の取得メリットを出来る限り、分かりやすく解説したいと思います!
FP3級の試験の勉強では、生命保険の活用方法や、税金、将来の年金についてなど、お金に関する幅広い知識を学ぶことが出来るため、単なる資格勉強としだけでなく自分の家計や生活設計にも生かすことができます。
こうして得られた知識を生かして、ふるさと納税を活用した節税をする事や将来の年金に備える事など、世の中のお金の事について少しずつ分かってきます。というか、知らないと損なお金の知識が沢山詰まっています!
また、FP2級の受験をする際には受験資格が必要となります。FP3級を取得しておくと、FP2級の受験が可能となりますので、その点でもメリットと言えるでしょう。
実際のビジネスの場面では、転職に有利になるのはFP2級からと言われています。
そのため、2級取得の知識を深めるために3級で基礎知識を習得するのが有効的です。
FP2級の知識が求められる業種として、金融・不動産・保険などがあります。
これらの業種への就職・転職を検討している方は、まずFP3級試験に合格し、その後FP2級への受験にステップアップしていきましょう。
また、FP3級は難易度が低い割には、国家資格を取得出来るので、コスパの良い資格です。
しっかりと勉強計画を立てて勉強すれば、資格取得までに数週間から1ヶ月程度で合格できる事も十分可能です。
まずは3級を取得してから2級、さらに1級を目指す方は、その為の始めのステップとして、土台をしっかりと作って行きましょう!
【FP3級 FP2級共通】FP協会ときんざいの合格率について
昨日は日本FP協会ときんざいの実技試験の種類とそれぞれの違いについてご説明しました。
じゃあ、試験機関ごとの合格率はどうか?
気になりますよね。
本日は、それぞれの試験機関の2020年1月〜2021年5月までの直近の合格率を調べてみました。
◼️FP3級
☆日本FP協会☆
学科試験→85%前後
実技試験→80%前後
☆金融財政事情研究会(きんざい)☆
学科試験→60%前後
実技試験→55%前後
◼️FP2級
☆日本FP協会☆
学科試験→50%前後
実技試験→60%前後
☆金融財政事情研究会(きんざい)☆
学科試験→30%前後
実技試験→44%前後
一見すると、3級に関しては、FP協会の方が25%近く高く、2級はFP協会の方が15〜20%近く高いです。これだけ見ると、FP協会の問題の方が簡単なのでは?と思いますよね。まぁ、厳密には実技試験の内容が少し違うので、若干の合格率の違いはあるかと思いますが…
ただ、学科試験は全く同じ内容ですし、実技試験も言うほど、そうは大きくは変わりません。
ではなぜか?
それはFP協会の受験生ときんざいの受験生の質が違うからです。それはどう言うことかというと、学習への意欲が高い事や、良く勉強していると言う事です。
FP試験を受験する人達の中には、色んな人がいると思います。その中には、金融機関に勤める人が、職場でFP試験の受験を強制されている人達もいます。
きんざいの受験者数の中には、職場での団体申込みの数が多く含まれているのです。かく言う私も職場でのきんざいへの団体申込みでした。
受験生の中には一生懸命勉強して、絶対受かるんだ!と確実に合格していく人がいる一方で、全くやる気のないノー勉状態の受験生達が一定数いるのもまた事実です。
職場で受けるように言われたから、とりあえず試験に受けに来たと言った人達ですね。FP試験はさすがにノー勉で合格できる程、甘くはありません。
こういった受験生がきんざいの合格率を大きく引き下げている事が考えられます。
先程もお伝えしましたが、FP協会でもきんざいでも学科試験問題や採点基準は同じなので、FP協会の方が学科試験が簡単ということはまずあり得ません。
FP協会の方が、受験者レベルが高いため、学科試験の合格率に差が出ているだけなのです。
FP試験をどちらの試験機関で受験するかは、まず始めのステップとして、FP資格を志す者としては、誰もが通る道かと言えます。
どちらで受験するかは見た目の合格率だけではなく、試験の出題傾向なども考慮し、総合的に判断される事をおすすめいたします。
【FP3級】FP協会ときんざいで行われる3つの実技試験の違いについて
本日はFP3級の日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)で行われる実技試験のそれぞれの違いについてご説明したいと思います。
◼️日本FP協会
⚪︎資産設計提案業務
◼️きんざい
⚪︎個人資産相談業務
⚪︎保険顧客資産相談業務
実技試験は、上記の3種類から選ぶ形となっております。
学科試験はどちらの試験機関で受験しても全く同じものを受験する為、実技試験を選択すれば、自動的に試験機関が決まる事になります。
選択した実技試験の種類によって、使用するテキストが変わります。その為、購入するテキストや問題集を間違えると、合格出来るものも出来なくなってしまいますので、しっかりと理解した上で選択する事が重要です。
そこで今回は、それぞれの実技試験の内容の違いと、どの科目を選択すれば良いのかについてのポイントを、わかりやすく解説していきます。
◼️保険顧客資産相談業務◼️
保険顧客資産相談業務の実技試験の特徴は、金融資産運用と不動産を除いた4つの分野からの出題になります。
1番の特徴は、リスク管理からの出題だけで配点の40%を占め、保険分野の試験対策が最も重要となります。既に保険に関するお仕事をされている方には馴染みがある部分も少なからずあり、仕事内容にも直接関係してきます。
また、税金に関する出題が、他の実技試験より多く出題される傾向があります。
リスク管理が役半分弱を占めますので、その名の通り、保険中心の試験と言えます。
◼️個人資産相談業務◼️資産設計提案業務◼️
この2つの実技試験は、名前も似ており、違いがよく分からない方も多いのではないでしょうか。実際、これらの試験には共通点が多くあります。
基本的には、年金、保険、資産運用、不動産、相続など幅広いお金の知識が身に付きます。
内容的にも、普段の生活に直接関連する内容が出題されます。その為、スキルアップやご自身の家計管理の為に勉強する主婦の方なども多く見受けられます。
1番の違いとしては、出題範囲が一部異なる点です。きんざいの個人資産相談業務にはリスク管理が除かれており、多少狭く広く出題されるのに対し、FP協会の資産設計提案業務はすべての科目から広く浅く出題されます。
60〜70%の受験者がこのどちらかの試験を選択しています。また、受験者が多く、一定の需要がある為、試験対策テキストや問題集も多く揃っており、対策がし易いです。
職場での団体申込み等、特別な事情がない方は、このどちらかの試験を選択する事が無難でしょう。
【FP3級 FP2級共通】そもそも、申し込みはどこにすれば良い?
FP3級、FP2級を受験する際には、2つの実施団体から選んで受験申請する必要があります。(FP1級は特殊な為、また別で書きます)
①日本FP協会
② 金融財政事情研究会(通称きんざい)
最初はどっちがどう違うの?!と混乱される方も多いかと思いますが、学科試験の内容は全く同じ試験が実施されます。
例えるとするなら、「コカコーラを飲みたい!」と思ったら、皆さんコンビニ等に行きますよね?
その際、セブンイレブンに行って買うのか、あるいはファミリーマートに行って買うのか?ぐらいの違いです。(お店の割引は考慮せず、販売価格は同じものとして)
買うお店は違えど、どちらで買っても同じ「コカコーラ」が飲めますよね?
FP3級やFP2級の試験においても同じことが言えます。
これは申込み窓口(コカコーラを買うお店)が
①日本FP協会(セブンイレブン)
となっているだけで、実際の学科試験(コカコーラ)の内容はどちらも全く同じものなのです。
ただし、実技試験は日本FP協会ときんざいでは違う内容が実施されます。
FP3級の場合ですと、FP協会は【資産設計提案業務】の1種類なのに対し、
きんざいは【個人資産相談業務】と【保険顧客資産相談業務】の2種類です。
選び方としては、受けたい実技試験から先に決めて、それに合わせて、実施団体をお選び頂ければ問題ありません。実技試験3つそれぞれの違いについては、後日、また別の機会にご説明しますね。
どちらを選んだとしても、FP協会で合格した場合も、きんざいで合格した場合も、両方、国家資格である【ファイナンシャルプランナー技能士】の資格であることには変わりはありません。どちらで受験し合格しても、資格の価値は同じです。
また、受験料や受験の日程も、どの実技試験を選択しても、受験料、受験日程にも違いはありません。
ただ、FP協会ときんざいでは、それぞれ別々の受験会場の設定となります。FP協会ときんざいでは、過去の受験会場等を公表していますので、それを見て、検討するのもありでしょう。
基本的には各都道府県には試験会場の設定はありますが、地域によっては、細かい単位で会場をセッティングされている場合もありますので、その分、ご自身の自宅から近い会場になる確率は上がるでしょう。
下記にそれぞれの受験地が確認できるサイトのリンクを貼っておきますので、気になる方は確認してみて下さい。
きんざいの受験地 (きんざいのサイトへ移動します)https://www.kinzai.or.jp/info-kentei/code.html
FP協会の受験地 (FP協会のサイトへ移動します)https://www.jafp.or.jp/exam/district_list/loc_a.shtml
【Fラン大卒】独学でFP3級〜FP1級を取れるのか?
初めまして。
底辺生まれ底辺育ちのFランくんと申します。 普段は、金融機関で保険営業のお仕事をしています。
私は大学受験の時、名前がかっこいいからという理由で某Fラン大への入学を決め、授業もろくに行かず、勉強もろくにせず、遊び呆けていました。(お父さん、お母さん、本当にごめんなさい)
そんな私は2019年9月にFP3級、2020年1月にFP2級、(2020年5月試験はコロナ蔓延の為中止)2020年9月にFP1級学科試験、2021年2月にFP1級の実技試験に独学で一発合格してきました。
正直、私は理解力や記憶力が人一倍弱いと自負しております。そんな私でもFP1級まで1発で合格出来たので、これからFP資格をお考えの方のご参考になればと思い、独学かつ低コスト、しかも誰でも合格出来る様な勉強方法をご紹介するブログを開設いたしました。
稚拙駄文なブログではありますが、ご興味ある方はお付き合い頂けますと、モチベーションが大変アップしますので、宜しくお願いいたします。